外国人技能実習機構からのお知らせ(令和2年6月15日配信)


 今般、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、政府よりマスク着用を含む「新しい生活様式」が示されているところです。
 しかし、技能実習生の中には、日本のような高温・多湿な気候に慣れていない方や、マスク着用に慣れていない方がいることが想定されます。
 また、職種によっては、暑い環境で作業を行うことも想定されます。
 そこで、外国人技能実習機構ホームページ上に熱中症対策についての特設ページを設けていますので、内容について十分にご理解いただいた上で、必要な対策を講じていただきますよう、お願いいたします。
(特設ページURL:https://www.otit.go.jp/g/7DzN5SikuN45&i=xLy
加えて、速やかに傘下実習実施者に対して、特設ページについてお知らせいただくとともに、実習実施者においても必要な対策が速やかに講じられるよう、お取り計らいをお願いいたします。
 また、技能実習生ご本人にも十分に熱中症対策についてご理解いただくことが不可欠です。そのため、特設ページ内には、多言語のリーフレットを掲載しております。必ず、速やかに実習生本人が目を通すことができるように、こちらもお取り計らいをお願いいたします。
 最後に、熱中症対策のうち、特にマスク着用にかかる注意点は下記のとおりですので、傘下実習実施者に特設ページについてお知らせいただく際に、あわせてお送りください。


【熱中症予防とマスクの着用について】 
 夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症になるおそれがあります。そのため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。

 マスクを着用している場合には、負荷のかかる作業や運動は避け、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給 を心がけるようにしましょう。
 また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。

 新型コロナウイルス感染症を予防するためには、冷房時でも換気扇や窓の開放によって 換気 を確保する必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう